建築用のアルミ足場板とカラーアングルとワンタッチテントでルーフテントを作ってみました。
どんな車にも搭載出来て、テントの設営1分30秒・撤収2分30秒の手軽さです。
市販のルーフテントは、重量が40㎏~60㎏あるので一人で車に載せるのはかなり大変ですが、今回作成した大型で丈夫なルーフラック+ワンタッチテントの場合、重量20㎏なので一人でも車に載せられます。
さらに大きな利点は、荷物を大量に運べること。これは小さな車でキャンプに行く時には、かなりのアドバンテージになります。
市販のルーフテントのほとんどが、ルーフテントの上には荷物が積めません。
駐車スペースさえあれば良いので気軽にソロキャンプに行けますし、災害時にも役に立つと思います。
ルーフラックにテントを載せて、リピートタイ(取り外し可能な結束バンド)で固定 70秒
このリピートタイ、22.2㎏までの引張強度があります。ちょっとやそっとの風では飛ばされません。
このルーフテント、以前に作ったの物のモディファイです。と言ってもテントを変更しただけのですが…動画を撮ったので作り方の詳細等を書いていこうと思います。
エッセの時はケシュアのポップアップテントを使っていました。
テントの縦方向に出入口があり、リアから登るようになっていました。
しかし、レヴォーグだと全長が長くて梯子がかけられません。
そこで、横に出入口があって設営が簡単なテントを探しました。
楽天市場ワンタッチテントを発見。
なんとサイズもぴったり。
生地はペラペラですが、この手軽さは秀逸です。
テントの展開は20秒ぐらい、収納は60秒ぐらいで完了します。
ケシュアの展開2秒にはかなわないですが、収納時はコンパクトで軽いです。
それでは、大型で丈夫なルーフラック作り。
アルミ足場板5枚で構成されています。
ルーフラックのサイズは200㎝×120㎝になります。重量は20㎏です。
かなり大きなものが運べます。畳や3×6判(1820㎜×910㎜)のベニヤが楽々運べます(30㎏まで)
今回採用のワンタッチテントのサイズが200㎝×110㎝なのでベストサイズって感じです。
それでは、組み立てていきす。
使用部品
➀アルミ足場板 長さ200㎝幅24㎝ 5枚 1枚3,600円で購入
②積載物落下防止用の枠 ホームセンターの軽量鉄骨コーナーに売っていた亜鉛メッキされた?コの字型の棒です。本来の名称は知りませんが…
長さは200㎝で価格は260円でした。4本買って2本は120㎝に切断しました。
③カラーアングル120㎝ アルミ足場板をつないで固定するために使います。
④枠を立ち上げるステー カラーアングルを10㎝長さに切断して樹脂のキャップをはめます。
1セット 140円 4セット
⑤枠を支えるステー 枠の中央部分に取り付けます。価格不明
⑥ルーフラックをベースキャリアに固定するための金具。
カラーアングルを10㎝の長さに切断 1個 90円
組み立て
まずアルミ足場板に、ルーフラックをベースキャリアに固定するためのボルト(トラスネジ)を通す穴を開けます。
6㎜ドリルで下まで貫通させた後、ステップドリルで上の穴だけ14㎜に拡大します。
ベースキャリアに固定する際は上からトラスネジを入れて
下から10㎝に切断したカラーアングルを「ゆるみ止めナット」を使って固定する形になります。
アルミ足場板を5枚並べた前後にカラーアングルをボルトで固定することで一体化します。
各アルミ足場板の前後ともに2カ所ずつ6㎜の穴を開けます。
アルミ足場板とカラーアングルをボルトで固定します。アルミ足場板の溶接部分が少し出っ張っているせいで隙間と傾きがどうしても出てしまいます。最初は手で仮締めして、ズレないようにバランスを取りながら徐々にラチェットレンチで締めていきます。
1枚の大きなアルミ台座の完成です。
次に、積載物の落下を防ぐ枠を作ります。
四隅にカラーアングルを10㎝切断して樹脂のキャップを被せた物をボルトで固定します。
(側面側に穴を開けておきます。)
軽量鉄骨の両端に穴を開けてカラーアングルに固定していきます。
前後左右の中央部分に補強のステーを付けます。
最後に仮締めしてあったネジを、バランスを取りながらしっかり締めつければ完成です。
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