自作電動バイク、結構簡単に作れちゃう?。

ブログを引っ越したのでちょっと今までの経緯をまとめておこうと思います。

自作電動バイク。 登録名はMATT20EV
◎出力         1,000W 48V
◎バッテリー容量   リチウムイオン 10Ah  1個 20Ah 1個 48V
◎最高時速 57km/h 航続距離 50km

 

自作で電動バイクを作ったのは、東日本大震災の年でした。
地震の当日東京の交通は麻痺してしまい、いつもなら車で30分の距離が3時間以上かかりました。その時渋滞で動けない私の車の横を、バイクが軽快にすり抜けて行きます、バイクがあれば・・・
250ccのバイクをもっていたのですが、しばらく乗らないとキャブレターの調子が悪くたって毎回掃除と調整で3万円ほどの費用がかかり嫌になって処分してしまいました。

災害時の足としてバイクを買おうと思ったのですが、震災の数日後から問題になったのガソリン不足。製油所が被災したこともあり、都内のガソリンスタンドは全くガソリンが無いって状態でした。
電動バイクが良いな~って思って探してみたのですが、当時はYAMAHAの原付一種のものしかありません、30km/hの速度制限と2人乗り出来ないのはいただけないので、最低でも原付二種がほしいところです。でも手に入るのは怪しげな中国製だけ・・・それも40万円もしました。
先日、HONDA・YAMAHAとも今後EVを出すと発表がありましたね~。今ならこれを待つかも、でも高いんでしょうね(^_^;)

まあ、無いなら作るかって事で調べ始めました。
基本的に、制作方法は下記の2つかと思います。
①バイクのエンジンとガソリンタンクを外してモーターとバッテリーを載せる。
②マウンテンバイクに高出力のモペット用キットを組み込保安部品(ライト・ウィンカー等)を取り付ける。

電動バイクの登録に関する区切りは
600W以下       原付一種
600W~1,000W   原付二種
1,000W以上      軽自動二輪
になっています。

作る電動バイクは、登録の容易さと保険代を加味し原付二種にしました。

当初はバイクを改造しようと思いましたが、その場合スイングアームやマウントを自作する必要があります。溶接機を持っていないし、買ってもうまく溶接できるか自信がないのであきらめました。
また原付二種の場合1,000Wの出力では車重に対してパワーが足りるのか非常に疑問です。昭和26年から変わってないようです・・・もう少しパワーがあるとうれしいのですが。

ということでマウンテンバイクを改造することにしました。
ベースは メリダ MATTS20V 48,000円

前後サスペンション付原付二種の保安基準の中に前後の車輪には衝撃吸収機能が必要という項目がある為)でちゃんとしたメーカー製で手頃な物ということでこれになりました。

電動化ユニットはLifeBike
26 inch 48V 1000W rear hub motor – bike conversion kit
と48v 10Aのリチウムイオンバッテリー

YouTubeの動画では71Km/h出る事になっています。
でも動画は負荷がかかっていない状態なので、人が乗って走った場合50km/h程度出れば良いかなってことでこれにしました。実際は60km/h近く出ているので結構満足です
動画YouTube

原付二種の保安基準に適合させるには下記の変更が必要となります。
①ヘッドライト・・・50m先の物が認識できること。
②ウィンカー・・・左右の間隔150mm以上
③ホーン
④スピードメーター
⑤バックミラー
⑥ナンバープレートライト
⑦尾灯とブレーキランプ
⑧リアリフレクター
⑨ブレーキ・・・製造年月日により異なりますが、時速35kmから14mで停止できれば良いようです。

型式認定は、大量生産するわけではないので必要なし。

登録に関しては、区役所で下記の書類が必要です。(自治体によって異なるかも知れません。
①モーターの出力が解る写真か納品書
②前後左右の写真
③車体番号の石刷り

まず、アルミの板と角パイプで制御装置等を付けるフレームを作ります。
バッテリーラックは、リアの荷台に付けるようになっています。
しかし、重量物がリアにあると操縦しづらいので出来るだけ車両の中心に搭載する事にしました。

しかし、少し問題が・・・

ラックにバッテリーをスライドして固定するようになっているのですが、ハンドルとサドルの間に設置する場合、空間が足らなくてスライドさせて固定することが出来ません。
そこで角型回転台を使います。

取付けはちょっと工夫が要ります(*^_^*)

ヘッドライト、ウィンカー、テールランプはバイク用の物を使うので12vです。
バッテリーは48vなのでDC-DCコンバーターを使います。

ヘッドライトは、汎用のビキニカウルを購入しました。

購入時、LEDヘッドライトって書いてあったのですが大嘘でハロゲンライトでした。妙に安いとは思ったのですが(~_~)
現在は、LEDに交換してあります。フィリップス製の5wの物です、良い感じです。
詳細はここをクリック

ハロゲンの時は、リレーを付けてあったのですがLEDにしてからは電流量も少ないので直接配線しています。

ウィンカー用のフラッシャーです。これは無音なのですが音の出るのにすれば良かったとちょっと後悔・・・

ウィンカーもLEDの汎用品

カウルの中にウィンカー点滅の確認用のLEDをつけてあります。

スイッチも汎用品

届いた、電動用車輪ですが衝撃だったのだリムが曲がっている(~o~)
振れ取り台は絶対必要です。

さらに、車輪がやや右にオフセットしています!
走行には支障を感じないのですが、
Vブレーキだとブレーキ調整が非常に難しいです。
結局ディスクブレーキ導入しましたが結構大変でした。

フロントはVブレーキのままです。
この状態で、35km/hから10m以内で停止出来ます(#^.^#)
詳細はここをクリック

テールランプこれも汎用品。

悩んだのがブレーキのスイッチです。
ブレーキレバーに動力をカットするスイッチは付いているのですが48vで動いていると思うので使えません。
そこで、自転車用のウィンカー、ストップランプユニットのスイッチを流用しました。

タイヤは、パナレーサーのRibmoPT
ちょっと高価ですが出来るだけ丈夫で走行抵抗の少ない物を選びました。

基本的には、それほど難しい作業はありません(^^♪
内燃機関の乗り物に比べて、部品点数も少ないですし特殊な工具もそれほど必要ありません。
注意点としては、自転車よりはスピードが出るのでブレーキのメインテナンスには気を使う必要があります。

最大の難点は、バッテリーです。
この電動バイクの性能は、ほぼバッテリーの性能で決まってしまうと思います。
バッテリー新品時は10Aでかなり満足のいく走行性能でした。
満充電で最高時速55~60km/h航続距離20kmはいけました。
ただし、リチウムイオンバッテリーは寒さに弱いので真冬はパワーダウンします(^_^.)
また、購入した中華バッテリーのクオリティーがいまいちでした。
2個10Aのバッテリーを購入したのですが、1個は半年で昇天してしまいました。
バッテリーユニットは、13個のバッテリーセルで構成されています。1個でもセルがダメになると他の12個のセルが問題なくても使えなくなってしまいます。
結局、メンテナンスの容易なバッテリーパックを自作する事にしました。
詳細は順次を書いていこうと思います。

その後の記事

バッテリーパックテスト

バッテリーパック完成

バッテリーの容量確認にワットメーター導入

Vブレーキをディスクブレーキに変更

スポークを曲げてしまったので交換

リアシート取り付けとステーの補強。

バイクのバックミラー交換

ヘッドライトLED化

ブレーキシュー交換。ものすごく減っててびっくり(>_<)

以前の記事は、下記のURLでご覧いただけますます。
http://kiyobinsha.blog.fc2.com/blog-category-2.html

   

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